古狐は最果てに居り候

日本の山口県長門市油谷にある向津具産直市「ここや」です。向津具と書いて「むかつく」と読みます。この地は本州の西北端にあり、美しい自然と古代からの伝説が溢れる見どころ満載の場所です。「ここや」は地元の農産物や海産物を販売しながら、向津具の観光案内も行っています。

「むかつく産直市ここや」の守護神は、夫婦円満のシンボルツリー。

ここやのシンボルツリーは夫婦円満の守護神

ここやの面する県道357線の反対側、小高い丘の上に立つ巨大な椎の木、この木はここやの守護神でもあり、夫婦円満の守り神でもあります。

 

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ここやの御神木 右が雄株 左が雌株

 

株元はぴったりと寄り添い新婚時を思わせる形をしていますが、月日の流れと共に次第に離反し、ここまでかと思った所からまた近付きはじめ、今はちょうどいい距離を保って互いを理解し助けあうような姿を見せています。

 

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御神木の株元に佇む女性

 

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県道357線からみた ここや(右下の白い建物)と御神木(左上)

 

子宝にも恵まれて、まさに1組の夫婦の人生を思わせますね。