片田舎に住む、独居老人です。昨年10月、我が家に黒いメス猫がやってきました。赤い首輪がついています。迷い猫だとわかったので、飼い主が見つかるまでと思って飼っていました。ところが、今日までの8ヶ月間我が家に居着いてしまい、私の大事なパートナーになってしまいました。今ではもとの飼い主もわかりましたが、こちらで大事にされているならと、譲ってくださいました。
特技はネズミの捕獲。まさに100%の捕獲率です。当地は、野生動物の宝庫。キツネ、タヌキ、イノシシ、ウサギ、イタチ、テン、はてはハクビシンまで。そして、ネズミです。私の住む家は古い日本家屋。一時は天井裏をネズミが駆け回っていました。夜中にその音で目を覚ますこともしばしば。ところが、このクロネコがやってきてからは、一匹、また一匹と捕獲してくれて、今では天井裏は全く静かになりました。そのことに関しては、この子には感謝しています。なぜネズミを捕まえたのがわかるかって?捕獲したネズミをすべて、私の目に付くところに置くのです。動物学者によると、自分の能力を自慢しているらしいですね。でもネズミの死骸を見せられるのは、気持ちいいものではありません。これも片田舎に住むネコの本能がなせる業。仕方のないことですね。普段は本当におとなしくて、人懐っこいですよ。