古狐は最果てに居り候

日本の山口県長門市油谷にある向津具産直市「ここや」です。向津具と書いて「むかつく」と読みます。この地は本州の西北端にあり、美しい自然と古代からの伝説が溢れる見どころ満載の場所です。「ここや」は地元の農産物や海産物を販売しながら、向津具の観光案内も行っています。

我が家の庭からの、油谷湾の眺めは絶景だ!

[http://blog.hatena.ne.jp/-/odai/26006613550729395:title=お題「我が家のここが好き」

好きと言っても、家そのものではありませんよ。

本州最西北端、に位置する向津具半島。半島の南側には油谷湾が広がります。我が家はその海岸沿いの、すこし高台にあります。朝起きて、一歩外に出れば、いやでも油谷湾の風景が目に飛び込んできます。その美しさに、当地を訪れた人々のほとんどが、賞賛の声を上げます。「綺麗ですね。」「美しいですね。」「いい所にお住まいですね。」
一年の間には、晴れた日もあれば、雨の日も、そして嵐の日も。その折々に違った表情を見せてくれます。
画面左手前に、小島、湾の中央に手長島(てながじま)、そして対岸にホテル楊貴館(写真では手長島の真上)が望めます。まさに宝物の眺めです。
でも自慢できるのはこれだけ。あとは、あばら家に、古い農機具、そして狭い畑しかありません。ああ、猫が一匹いた。

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撮影の日は快晴でした。

湖畔の宿か?

油谷湾が、無風で潮流も止まった時、海面が鏡のようになる時が、一年に数えるほどあります。これを漁師言葉で、「ベタ凪」(べたなぎ)と言います。この一枚はそのときの、ホテル楊貴館を写したものです。どうです?まるで湖畔の宿に見えませんか。我が家からは、肉眼でこのように見えますが、写真は細部までよく分かるように、すこしホテルに近づいて撮りました。

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楊貴館は国道沿いにあるため、このホテルが、一般的に知られているイメージとはかなり違った趣があります。