古狐は最果てに居り候

日本の山口県長門市油谷にある向津具産直市「ここや」です。向津具と書いて「むかつく」と読みます。この地は本州の西北端にあり、美しい自然と古代からの伝説が溢れる見どころ満載の場所です。「ここや」は地元の農産物や海産物を販売しながら、向津具の観光案内も行っています。

向津具半島の美しさを、航空写真で再確認!

向津具半島の航空写真3枚を入手しました。

いずれも、この地の複雑な地形と海岸線が、各所に美しい風景を作り出していることが よく分かる写真です。撮影場所(上空です)と、撮影した方角をより理解していただくために、地図を添付しました。
すべて旧油谷町制作の出版物からの引用です。(地図は油谷町史から引用)
半島の各所を立体的に眺めることで、今まで投稿した記事にある、名所、景観、漁港などの、より具体的なイメージづくりに役立ててもらえれば、と願っています。
まずは、久津漁港から、大浦漁港、油谷島を経て、俵島までの写真です。

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俵島は、油谷島地区の山の向こう側にあります。

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向津具半島に入ると、俵島はまったく見えなくなることがわかります。

続いては、油谷湾内から北方向を眺めて、川尻岬までを撮影した写真です。 

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久津漁港から川尻岬まで行くには、ひと山超えなければなりません。

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油谷湾からでも、川尻岬は見えません。

もう一枚は、半島の西側から東方向を撮影したものです。一番奥に、肉眼では見えませんが、元乃隅神社があります。

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大浜海岸付近が向津具半島の入り口です。

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写真と地図を併せて見ると、向津具半島の出入口付近の狭さがよく分かります。

写真はすべて、ドローンがなかった時代のものです。次の機会にはドローン空撮による鮮明な写真を、お届けできればと思っています。