向津具半島入り口から12km。そこには絶景が広がる。 向津具半島の最西端にある俵島。前回の記事と同じ写真をもう一度掲載します。俵を積み上げたような形ををしていることから、この名前が付きました。右側に広がるのが日本海。島の後ろが油谷湾の入り口で…
大浦漁港の先は油谷島地区 向津具半島の端っこはさらに半島が連なった形になっています。この地域は昔から「油谷島」と呼ばれ本州と陸続きで、島ではないのにこの名前がついています。車で半島内を一周しても8kmの広さしかありませんが、ちゃんとした地域…
向津具八幡宮は300年以上の歴史を持つ 向津具(むかつく)半島には、大浦漁港にも劣らない長い歴史を持つ八幡宮があります。それを証明する資料は残念ながら消失してしまいましたが、300年以上の歴史を持つことは確かなようです。八幡宮は、五穀豊穣を祈願す…
言い伝えによれば平安時代には存在していた 前回の記事では、海女漁は西暦1096年から本格的に取り組まれたように書きました。その後、文治元年(1185年)には壇の浦の合戦で入水された、安徳天皇のご遺体捜索を命ぜられて、活躍したとの言い伝えもあるようで…
大浦漁港の漁業者の数は? 漁業者及び船舶数を一覧表にしました。まずはご覧ください。 山口県漁協大浦支店の協力を得て作成した表 沖建網漁船、はえ縄漁船について 沖建網漁とは、一般的に言う刺し網を漁船が牽引して行なう漁法です。またはえ縄漁は漁船が…
大浦漁港の位置は? 地図で見る通り大浦漁港は向津具半島の入り口(油谷中学校跡)から、県道357線を西へ約4km車で走ったところにあります。漁港そのものは油谷湾内に位置してはいますが、漁場は外海である日本海が中心です。湾内では海女による漁も行われ…
海水面から目を上げれば目の前に江の島が! 向津具半島の入江にある久津漁港。そのおだやかなたたずまいに惹かれて、釣り人がよく訪れます。週末には数十人になることも。今回は漁港入り口にある江の島の映像をお届けします。あの有名な湘南海岸にある江の島…
漁港の歴史を偲ばせる造船所跡 久津漁港の西の端に残る造船所跡。 昔から日本の漁船は木造でした。漁船製造は専ら船大工(ふなだいく)と呼ばれる職人の手作業によって行われていました。規模の大きい漁港には大抵造船所があり、地域には不可欠な産業だった…
漁業者は減少したといえども、それぞれの漁法を専業にして生きる人々。 向津具半島でただひとつ、入江に存在する 久津(くず)漁港。 久津漁港の詳細に関してはこちら ここで漁業を本業とする家は現在7軒。稼働中の船は8隻。(漁船の大きさは数十トン。漁法…
自然の恵み「三方を山に囲まれたこと」が良港を造りあげた。 油谷中学校入り口から県道357線を西へ4km、ここに久津(くず)漁港があります。地図を拡大して見ると、この漁港が入江になっていることがわかります。しかも三方を山に囲まれていることから波浪…
通学路は北に山があり、南には海岸が 久原地区の児童は小学4年生になると、本校である向津具小学校に通学し始めました。子供の足で1時間の距離。さぞや大変だったろうと思われるかもしれませんが、昭和2~30年代は子供は徒歩で通学するのが当たり前だった時…
県道357線から見た久原分校跡の石碑 前回の記事で、この分校は昭和44年(1969年)に閉校になったと書きましたが、そこから現在まで50年の歳月が流れたわけです。石碑廻りは所有者が整理されていますが、この方も既に高齢者、敷地全体までは管理が行き届きませ…
こんなところに分校が?名残りをとどめる久原分校之跡の石碑 久原分校は漁港から歩いて15分の小高い丘の狭い土地にありました。向津具小学校久原分校が正式な名称で、昭和5年(1930年)に設立され、昭和44年(1969年)に閉校になるまでの40年間、久原地区と隣の2…
久原漁港はどこにあるの? 前回に続き久原漁港を紹介するため、もう一度向津具半島の地図を掲載します。漁港から油谷湾のほぼ中央に手長島、そして対岸は伊上(いがみ)と呼ばれる地域ですが、この地にホテル楊貴館があります。漁港からこのホテルまでの眺め…
県道357線からの久原漁港
油谷湾の夕日 向津具半島は、北に日本海 南に油谷湾 のふたつの海に挟まれた格好になっています。荒々しく激しい父なる日本海と、穏やかでゆったりとした母なる油谷湾 そして、その間に育まれた向津具半島。眺める位置を変えればそれぞれに沈んでいく夕日の…
山口県長門市にある油谷湾 山口県長門市油谷向津具(ゆやむかつく)にある、むかつく産直市ここやは、この油谷湾に南面しています。この湾は、東西に11km南北に5kmの細長い形をしており、西端にある出入口は南北に4kmしかありません。このためほぼ1年…
ここやのシンボルツリーは夫婦円満の守護神 ここやの面する県道357線の反対側、小高い丘の上に立つ巨大な椎の木、この木はここやの守護神でもあり、夫婦円満の守り神でもあります。 ここやの御神木 右が雄株 左が雌株 株元はぴったりと寄り添い新婚時を思わ…